無料カウンセリング掲示板の質問
「学校事務職員Aさんの勤務態度について相談です。」に関する質問
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山猫さん
私は学校事務職員として5年目になります。現在、他校に勤務する先輩事務職員Aさん(8年目、男性)の勤務態度について悩んでいます。Aさんは現在の学校に3年目として勤務しています。以下に具体的な状況を説明します。
状況説明
1. 共同学校事務室での遅刻
月に4回ほど、地区の学校事務職員が集まり書類点検を行う「共同学校事務室」が開催されます。会場はB中学校で、Aさんの学校から車で10分ほどの場所です。
しかし、Aさんは毎回30分以上遅刻し、ひどいときは2時間くらい遅れることもあります。遅刻の際には、9時50分頃に「これから出る」と連絡が来ることがほとんどで、9時半の開始時刻を過ぎてから学校を出発しているようで
す。遅刻の連絡も、9時半前にしていないです。
2. 書類管理の不備
Aさんの学校の事務室は散らかっており、過去の書類がファイルに綴られておらず段ボールに無造作に保管されています。さらに、校長印が押されていない書類や、修正が必要と指摘された箇所がそのまま放置されている書
類も多数あります。
令和5年9月にAさんの学校が監査対象となった際も、修正や校長印が不十分なままの書類が多く、他校の事務職員が代わりに修正や印を依頼するなどして何とか乗り越えました。
(監査にむけての様子 : 7月に共同学校事務室でAさんの学校の書類点検を行った。修正箇所や印のない箇所等、指摘された所を次回(8月)に修正してくるように言った。しかし、8月、指摘した書類は30枚以上はあったが全く
修正されていなかった。そのため他の事務職員が代わりに修正や印を貰うなどして処理をした。)
3. 勤務態度の問題
令和5年11月、室長がAさんに遅刻について強く注意しましたが、改善は一時的でした。
Aさんは頻繁に休暇を取得しており、年休40日がほぼ使い切られています。
勤務中に車内でゲームをしているところを校長や他の職員に見られたこともあります。
毎日10時頃から30分ほどトイレにこもると聞いています。
4. 片付けの問題
令和6年9月、Aさんの学校の片付けが進まないため、室長と他の職員が土曜日に片付けを手伝う計画を立てましたが、Aさんが断りました。その後、校長と「9月25日までに片付ける」という約束をしましたが、期限を過ぎても
片付いていませんでした。
12月には近隣校の事務職員が片付けを手伝いましたが、1日では終わらず、印がない書類や未修正の書類が再び大量に見つかりました。
去年の監査から1年くらい経っているのに、大量の未修正の書類があったのは驚きました。
悩んでいること
・Aさんは記憶力が良く、計算も早いなど優れた面もあります。私が質問すると丁寧に教えてくれることもあります。しかし、なぜ勤務態度が改善されないのか分かりません。
・Aさんの行動は「やりたくてもできない」のか、それとも「やらない」のか、判断がつきません。
もしかしたら発達障害の可能性があるのかもしれませんし。。。
・室長や他の職員もAさんの勤務態度や片付けについて悩んでいますが、厳しく注意するとAさんがさらに休んでしまうのではないかと心配しているようです。私は一番経験が浅いため、本人には直接言えません。
質問
1. Aさんの勤務態度や片付けが改善されるには、どのような方法が効果的でしょうか?
2. Aさんが書類をため込まずに処理できるようにするにはどうしたら良いでしょうか
3. そもそもAさんがこのような行動を取る原因は何だと考えられるでしょうか?
2024年12月25日 20時03分
無料カウンセリング掲示板の回答
カウンセリングルーム柏
山猫さん
こんにちは。
カウンセリングルーム柏の西川千秋と申します。
よろしくお願いいたします。
文章を読んで、山猫さんはがAさんのことをとても心配されている様子が分かりました。
山猫さんは、とても心の優しい方なのだと思います。
Aさんについてですが、
1.遅刻の問題(時間のルーズさ)、他人の気持ちを読む力の乏しさ、先の見通しのなさ
2.書類管理の不備 見通しのなさ、分類する能力の問題、他者の気持ちを読む力の乏しさ
3.勤務態度の問題 人の話を聞いていない、他人の気持ちを読む力の乏しさ、先の見通しの乏しさ、好きなことには集中すする(ゲーム)、こだわり(決まった時間にトイレにこもる習慣)
4.記憶力が良く、計算が早い。質問に丁寧に答える
5. 勤務歴8年だが経験が身に付いていない
こうしたお話しから、Aさんの特徴は、
・こだわり
・先の見通しの無さ
・人の気持ちが読めない
・常識が乏しい
・興味のあることには熱心に取り組む
・知的能力の高さ(大学を卒業していること、採用試験に合格していること)
・経験が身に付かない(事務職8年の経験がある場合、一般的には、ある程度の事務能力は身に付けることが出来る)
・記憶力や計算力が優れている
があるように思いました。
医師でもないのに、とても乱暴だと思いますが、Aさんは発達障害(ASD、ADHD)の可能性があるように思います。
仮に発達障害であれば、上記の特徴は生まれつきのものであり、脳の機能不全があるので、治すことは出来ません。
周囲のサポートがなければ仕事を成就することが難しい方ということになります。
Aさんは、人のサポートを拒否される様子も見られます。これも仮定になりますが、Aさんは、サポートする人達に叱責されたり、指導されるのを嫌がられているのかもしれません。
発達障害を持つ方が、ある程度、自力で仕事が出来るようにする工夫を周囲が行うことは出来ます。
質問へのお答えですが、
<勤務態度の改善>
出発する時間になったら、どなたかが必ず本人を玄関まで送りだす。
<書類をため込むことを少なくするためには>
●ファイルケースの引き出し一つ一つに、校長印必要、修正必要、綴じるもの、などシールを貼って、
一目で何を入れたらいいかが分かるようにする(視覚優位の方が多い)。
●本人の傍にサポートする方が付いて、ファイルの引き出しにAさんが、物を入れる際に指差しなどして教える。
●必ずその日にする少量の仕事を本人に与え、本人が出来た時におおげさに褒める。出来なかった時は、もうちょっと
でしたね。おしい等と言い、指導や批判はしない。
ーこれは出来ることを増やすためであり、自己効力感や自信を持って頂くためです。ー
●そして出来なかった次の回は、本人が必ず出来る量に減らし、出来たらおおげさに褒める。
<Aさんがこのような行動をとる原因>
●Aさんは、仮説ですが、発達障害の可能性があると思います。発達障害であれば特徴を変えることは出来ません。
本人に努力を強いるのではなく、他者のサポートや本人が仕事をやり易くする工夫を周囲がする必要があります。
山猫さんのように心配をして下さる方が、Aさんにとって必要です。山猫さんの何らかのサポートでAさんは動きやすくなるのではないでしょうか?Aさんは、おそらく常に注意をされていらっしゃると思います。山猫さんのように、優しい気持ちでなんとかしてあげたいと思って下さる方が必要な方だと思います。
よろしくお願いいたします。
西川千秋
2024年12月27日 23時41分
りょうしん
山猫さん、ご相談ありがとうございます。
Aさんの勤務態度や行動について、山猫さんがどれほど真剣に向き合い、考えているのかが伝わってきました。その背景には、Aさんの行動に対して「なぜ改善されないのか」という疑問だけでなく、「何か心の中にある問題が関係しているのではないか」という洞察が含まれているように感じます。
Aさんの行動――遅刻や片付けの不備、頻繁な休暇取得――これらは表面的な現象として職場に影響を与えていますが、その背景には、Aさん自身が無意識のうちに「自分は悪い存在だ」と感じ、それを裏付ける状況を自ら作り出してしまっている可能性があるように思えます。
自分を「悪い存在」と捉える心理の影響
Aさんが繰り返し遅刻をしたり、片付けが進まなかったりする行動には、自分を否定的に捉える感覚が影響している可能性があります。過去の経験や失敗によって、Aさんの心の中には次のような感覚が根付いているかもしれません。
「自分は役に立たない」という思い込み
Aさんが何度も指摘を受けたり失敗を経験したことで、「どうせ自分はうまくできない」「何をしても評価されない」という感覚が心の中で強まっている可能性があります。その結果、無意識に自分を「できない人間」と位置づけ、その状態を維持または、照明し続けるような行動を取ってしまうことがあります。
自分を罰する無意識の行動
Aさんが「自分が悪い存在だ」と感じている場合、その感覚を裏付けるような状況を無意識に作り出している可能性があります。遅刻や片付けの不備が繰り返されることで、「やっぱり自分はダメだ」と感じる状況が生まれ、それがさらに自己否定を強める悪循環に陥っているのかもしれません。
「責められる場面」を自分で招いてしまう
自分を否定的に捉えている人は、責められることが日常の一部になってしまうことがあります。Aさんが監査で指摘を受けたり、片付けが進まずに注意される状況は、無意識のうちに「自分はこうあるべきだ」という自己認識を強めるための場面になっている可能性があります。
心の中で「より悪い自分」を作り出してしまう状況
自分を責める状況を無意識に作り出してしまう心理の背景には、「自分がそう感じていないと落ち着かない」という心の癖が隠れている場合があります。Aさんが遅刻や片付けの問題を繰り返してしまうのも、次のような理由が考えられます。
罪悪感を常に抱えていたい心理
自分を「悪い存在」と思い込む人は、無意識に「自分がダメだ」という照明やその感覚を抱え続けるために、あえて問題のある行動を取ってしまうことがあります。遅刻や片付けの不備がその一例であり、それを通じて「自分を責める理由」を作り出しているのかもしれません。
過去の傷が癒えない状態
Aさんが以前から繰り返し指摘を受けている状況は、過去の傷を癒すどころか、同じ感覚を再体験する場面を生み出しているように見えます。その傷が癒えないまま積み重なることで、「悪い自分」を維持しようとする心の傾向が強まっている可能性があります。
山猫さんへのお答え
Aさんの行動の背景には、Aさん自身が無意識に「自分を悪い存在と感じ、それを証明する状況を作り出している」可能性が見え隠れします。その行動が、自己否定や過去の失敗からくる心の苦しみを表現していると考えると、山猫さんが抱えている「なぜ改善されないのか」という疑問にも一つの答えが見えてくるかもしれません。
山猫さんのように、Aさんの行動をただ「怠慢」として見るのではなく、その背景にある心の苦しみを考える視点を持っていることはとても重要です。Aさん自身が自分の心の癖に気づき、そこから少しでも解放される環境を整えるために、山猫さんがその視点を室長や他の職員と共有することで、Aさんを支える仕組みを構築する一助となるでしょう。
Aさんの行動が変わるには時間が必要かもしれませんが、その背景にある心の痛みを理解しようとする姿勢は、職場全体にとっても大きな意味を持つと信じています。
2024年12月26日 22時30分
日本傾聴連合会
山猫さん、初めまして
カウンセラーの小野と申します。
Aさんの状態を読ませていただきますと、注意欠如が優位なADHD の特徴を持っている方だと推測します。
本人には全く悪気はなく
やりたくてもできない・・・状態なのだと思います。
ADの特徴としては
ケアレスミス・忘れ物・期日に間に合わない・計画が立てられない・時間管理が苦手・片付けられない・・
などが挙げられます。
もしAさんがADHDだったとして・・・
Aさんにやってほしい仕事を依頼するには、依頼の仕方を工夫する必要があるよう思います。
集中力が持続しないため、○○と言う作業をしなくちゃいけないのに、△△が目に入ってしまい、そちらが気になってしまった挙句○○の作業を忘れてしまったりします。
なので、できるだけ気が散らないように整理整頓している環境に身を置くことも大切です。
また、やるべきことをメモに書き、目に見える場所に貼っておく。
この時、やるべきことの順序も一緒に記しておくことも必要です。
スケジュール管理も工夫が必要で、カレンダーに予定を色分けして記入し、
それにプラスしてリマインドを・・例えば締切の1週間前などにじAさんの進捗を確認して
作業することに意識を向けてもらう。
他にも工夫できることがあるかもしれませんね。
そうすることで、Aさんの持つ記憶力など本来の良い部分ももっと活かされるように思います。
あくまでも私の見立てですので、AさんがADHDだと断定は致しませんが、
ADHDではないにしても、仕事を依頼する工夫は必要ではないでしょうか?
(本当は一度医療機関に受診していただくのが良いと思います。)
現状、周りの皆様がフォローしている状況を鑑みると、工夫することで少しでも解決できれば
山猫さん自身のストレスも緩和されるように思いますし、そう願っています。
2024年12月26日 21時50分
趣味活動中。
Aさん、なぜ仕事をしないのでしょうね。
まず考えなければならないのは、事務点検会などを含めて、全ての業務において、そもそも各々の業務は必要なのか?誰かの、何かの利益になっているのだろうか?というのを考えなければなりません。日頃馴れている業務というのは、まれに、そもそも存在価値のない業務があります。なので、まずは業務自体の必要性を確認することが1つ。
そして、もしその業務の必要性が明らかな場合、もちろん忖度なしでですよ?、Aさんはその業務をしなければならないのに、しないわけですから、Aさんは適切な業務をしなければなりません。さて、この適切な業務というのは、何でしょうか?これは、必ずしも主さんが提示している業務ではないわけですが、では、何でしょうか?このあたりを調べたり探ったりしていくと解決しそうです。
2024年12月26日 18時40分
S.Light.M
こんにちは、S.Light.Mの瀬川と申します。
ご相談内容を拝見させて頂きました。
学校の現場には詳しくない面もございますが、他校のお仕事も手掛けなければならない状況とは、大変な手間と労力が掛かる事であろうと、心中お察し致します。
そして、3つのご質問の核心に当たるかと思われますが、山猫さんの仰る通り、Aさんは発達障がい等に該当する面もあるのかもしれませんね。
もし、その可能性があるのならば、やはり、最初に医師の診察を受け、「現時点」の状態を皆で把握し、何が出来て、何が出来ないかを整理する必要性があるように感じます。
つまり、Aさんにとっての「適材適所」を見極めない限り、同じ事が繰り返されるように感じます。
それと同時に、Aさんの勤務している学校長以下の方々も、自校の問題であるにも関わらず、どこか「他人事」のように、甘え過ぎているような感じも受けました。
「類は友を呼ぶ」との言葉もありますが、どこかAさんと、その学校の波長のようなものが、負のお見合いのように成立してしまっている空気感もあるのかもしれませんね。
そして、『 厳しく注意するとAさんがさらに休んでしまうのではないかと心配しているようです 』との箇所から、何かの事情があるのかもしれませんが、長きに渡り「腫れ物に触れない」ような対応が、Aさんの現状に拍車を掛けている面もあるのかもしれません。
そして、現実問題として山猫さんを含む他の職員の方々にも、余分な負担が掛かっているのは改善する必要性がございますが、今回のAさんのケースでは、山猫さんが個人として対処出来る性質ではなく、組織として今後の対応を考える必要がある性質に感じます。
故に、山猫さん個人として出来る範疇と致しましては、室長さん等に気長に訴え続ける事になろうかと思います。
明確なお答えになっておらず、大変に申し訳ございませんが、また、繰り返しになりますが、Aさんにとっての「適材適所」を組織として考え、今後の対応に結び付ける事が必要と思われます。
2024年12月26日 17時35分